「目を引くサムネイルを作りたい」──でも、どこから始めたらいいの?
Canvaを開いてみたものの、
「どこから手をつけていいかわからない」まま手が止まってしまった。
そんな経験、ありませんか?
サムネイルのテンプレートをいくつか試してみても、
なんだか、ちょっと見づらい。
悪くはないけど、どこかしっくりこない。
ひとつひとつはいいのに、まとまって見えない。
──それは、センスの問題ではありません。
実は、「どう見せれば、ちゃんと伝わるのか」が、まだつかめていないだけかもしれません。
でも、それはこれから学べば、ちゃんと変わっていきます。
サムネイルがうまく仕上がらないとき、
背景にあるのは、フォントの組み合わせや余白の使い方、
視線の流れといった──“見えないルール”が原因になっていることが多いんです。
でも、それがうまくつかめないのは、ある意味あたりまえなんです。
サムネイルのバランスや見せ方なんて、
ふだんの生活で意識する機会は、あまりありませんから。
だからこそ今回は──
何から考えて、どう配置すれば「ちゃんと伝わる形」になるのか。
その基本となる“3つの順番”を、初心者の方にも迷わず実践できるように、
ていねいにご紹介していきます。
「思うようにサムネイルが作れない…」の正体は?
Canvaでサムネイルを作ってみたけれど、
どこかうまくいかない。手が止まる。整わない。
そんなもどかしさを感じたことはありませんか?
「センスがないのかも」「むずかしすぎるのかな」と思ってしまいがちですが、
実はその原因は、「伝える順番」があいまいなまま、なんとなく並べてしまうことにあります。
見た目を頼りに感覚で並べてみても、
- 文字の位置がバラつく
- どこを強調すればいいかわからない
- 全体がちぐはぐに見える
──そんな違和感にぶつかるのは、よくあることです。
特にCanvaのように自由度が高いツールは、
「何を基準に配置すればいいのか」が見えにくく、初心者ほど迷いやすい環境でもあります。
でもそれは、“わからない”のが当然なんです。
ふだんの生活の中で、順番を意識して“見せ方”を整える機会なんて、なかなかありませんから。
だからこそ──
順番さえ押さえてサムネイルを作成すれば、
誰でも迷わず、伝わる形をつくれるようになります。
伝える順番を決めるだけで、サムネイルは変わります
では、どんな順番でサムネイルの作成を進めていけばいいのでしょうか?
大切なのは、「感覚」よりも「順番」です。
まず、“何のために使うのか”という目的を明確にし、その役割に合ったサイズを決めて、
次に、“伝えたいポイント”を絞って、
文字や画像など、それぞれの位置を決めていきます。
そして、“見てほしい順番”に沿って、全体を整理していく。
この3つのステップを意識するだけで、
伝えたいことがしっかり届くサムネイルに変わっていきます。
次のパートでは、その具体的な方法をひとつずつご紹介していきますね。
Canva初心者にも「伝わるサムネイル」はつくれます
「なんとなく並べてみたけど、どうもしっくりこない」
それ、順番があいまいなだけかもしれません。
Canvaでサムネイルをつくるとき、
一番最初に決めておくべきこと。
そして、そのあとの“伝える順”を押さえるだけで、
誰でも、見る人の心に届く1枚がつくれるようになります。
まず最初に決めるのは、“キャンバスのサイズ”です。
使う目的によって適したサイズは変わります。
- ブログ用:1200px × 630px(16:9)
- SNS用:1080px × 1080px(正方形)
サイズが合っていないと、文字が切れたり、見え方が崩れたりといった問題が起こりやすくなります。
次に決めるのは、文字や画像などのバランス。
- 写真や図は背景または片側に寄せる
- 文字は空いている側にまとめる
- 目立たせるキーワードはひとつに絞る
「全部を目立たせようとしない」のが、自然な印象に仕上げるコツです。
人の目は「左上 → 右下」に流れます。
- 左上にタイトルや伝えたいメッセージ
- 中央に写真や図
- 右下にブログ名やロゴなど
視線の流れを意識するだけで、伝わりやすいサムネイルになります。
「伝えたい」をかたちにするために、今日からできること
サムネイルは、なんとなくの感覚で並べるのではなく、
「サイズ → 配置 → 流れ」の順に決める。
それだけで、見え方も伝わり方も大きく変わります。
むずかしいテクニックはいりません。
順番と思いやりが、読み手の心に届く1枚をつくってくれます。
Canvaの前で迷ったときは、今日の3つを思い出してみてください。
もし「ひとりではどうしても手が止まってしまう」ときは、
こちらから、お気軽にご相談ください。
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