自分と向き合うのが大事だと頭ではわかっているのに、いざやろうとすると体が動かない。
ノートを開いても手が止まり、気づけば閉じてしまう。
「今日こそは」と思って布団から起きても、結局YouTubeやSNSを眺めて終わってしまう。
自分と向き合うことの大切さは知っているのに、続けられない。
そのギャップこそが、自己嫌悪を強めてしまうんです。
私も同じでした。
「変わりたいのに、動けない」。その苦しさを何度も味わいました。
だから痛いほどわかります。
自分と向き合うことは、怖くて、苦しくて、しんどいものなんです。
しんどさは、必ず心や体に反応として現れます。
- 朝起きても疲れていて、気力が湧かない
- やりたいことがあるのに、気づけばSNSや動画に逃げて時間が消えていく
- 考えるだけで頭が重くなり、行動に移せない
私も「休日こそは」と思ってノートを開いたのに、書き始める前にため息をついて閉じたことがありました。
「わかっているのに、できない」。その現実こそが、いちばんしんどいんです。
なぜ自分と向き合うことが必要なのか
人は「自分の気持ちを抑え込めばうまくいく」と思い込みがちです。
でも実際には、自分と向き合えないほど人間関係もうまくいかなくなります。
理由はシンプルです。
本当の望みが見えなくなると、言葉や態度にズレが生まれるからです。
そのズレは誤解やストレスとなり、関係を壊してしまいます。
私もずっと「我慢こそ美徳」だと思っていました。
言いたいことを飲み込んで笑顔で過ごす。
でも心の中では不満が渦巻き、気づけば相手を責めてしまう。
つまり、自分と向き合えないままでは「自己中心的」な振る舞いになってしまうんです。
皮肉ですが、これが現実です。
逆に、自分と向き合えるようになるとどうなるか。
「私はこうしたい」と言えるようになり、不思議と相手の声も受け止められる余裕が生まれます。
結果、人間関係がラクになり、自分の人生に自信が持てるようになります。
だからこそ、自分と向き合うことは「しんどさ」から抜け出すための土台なんです。
自分と向き合うのがしんどいときに出るサイン
「自分と向き合いたいのに、つらすぎてできない」。
そんなとき、人は必ずサインを出しています。
- 人と比べて落ち込みがちになる
- 続けられない自分を責めて、どんどん自己嫌悪に沈んでいく
- 感情を抑え込み、疲れ果ててしまう
私も、まさにそうでした。
布団の中で「今日もできなかった」とつぶやき、自己嫌悪のまま眠りにつく。
朝が来ても気持ちは晴れず、「また同じ一日が始まる」と重いため息をつく。
それが、自分と向き合うことから逃げているサインなんです。
放っておけば「自己否定のループ」に飲み込まれ、抜け出せなくなります。
でも安心してください。
私もそこから抜け出せたように、あなたにも必ず方法があります。
自分と向き合うのがしんどいときにできること
大事なのはわかってる。なのに続かない。
そのたびに「自分は弱いんだ」と責めてしまう。
私も同じでした。だからこそ言えます。
続けられないのは、あなたの意思が弱いからではありません。
しんどい気持ちを抱えたままでも取り入れられる、ほんの小さな工夫があるんです。
ここではその方法を3つ、ご紹介します。
できること1|ノートに書く習慣を持つ
頭の中だけで考えると、思考や感情が絡まり合って動けなくなります。
文字にすることで、ようやく整理できるんです。
そのときに意識してほしいのは、自分を追い込まないこと。
- 「今日の私も悪くなかった」と書く
- 「洗濯できた」「ちゃんと起きられた」と小さなことを褒める
- 「こうなったらワクワクする」と未来を書き出す
最初は3行だけでもいいんです。
「疲れた」「眠い」「イライラした」──それでも立派な記録です。
できること2|自分と向き合う時間を確保する
続けられない一番の理由は、時間を確保できていないから。
だからこそ、習慣に組み込むことが大切です。
- 寝る前に3分だけノートを書く
- 朝のコーヒータイムに一言書く
- スマホを開く前に「今の気持ち」を一行残す
私も最初は「今日は疲れた」としか書けませんでした。
でも3ヶ月後に見返すと「私、ずっと同じことで悩んでたんだ」と気づけたんです。
この発見こそが、自分と向き合う第一歩でした。
同じように気づきを得たいなら、まずは「言葉にすること」から始めてみてください。
できること3|小さな一歩から始める
深いテーマにいきなり挑まなくても大丈夫です。
完璧を目指さない方が続きます。
- 「今日は遅刻しなかった」と褒める
- 「旅行したい」と未来の楽しみを書き出す
- 「できなかったけど、明日やればいい」と許す
こうした小さな積み重ねが、自己否定を弱め、自分に優しくなれるきっかけになります。
自分と向き合う方法で変わる未来
まずは今日、ノートを開いて「今の気持ち」を3行だけ書いてみてください。
その小さな一歩が、想像以上に大きな未来を連れてきます。
1年後のあなたは──
- 人と比べて落ち込むのではなく、自分の軸で選べるようになっている
- 「どうせ私なんて」と責めるのではなく、「これでいい」と安心できるようになっている
そんな未来が、本当に訪れます。
そして「もっと深く自分と向き合いたい」と思った方へ。
ノートを書き続け、次の一歩に進みたいなら、言葉を外に出す“ブログ”という選択肢があります。
自分と向き合う勇気が、しんどさを超えて人生を変える力になります。
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