「ブログを始めたのはいいけれど、記事を書こうとすると手が止まってしまう」
そんな経験はありませんか?
かつての私もそうでした。
パソコンの前に座っては「今日は絶対に1記事書こう」と思うのに、気づけば数時間たっている。
画面には数行しかなくて、ため息ばかり。
頭の中には「書きたいこと」があるのに、どう言葉にすればいいのかわからない。
そんな状態で、何度も挫折しかけました。
でも、記事の書き方には「型」があります。
そして、その型に沿うだけで「読まれる記事」に変わるのです。
今日はその型と、初心者がまず意識したい3つのポイントをお伝えします。
ブログ記事の書き方の基本の型
ブログ記事には、だれにでも使える“型”があります。
- タイトル(記事を読んでもらう入口)
- 導入文(読者の不安や悩みに共感する部分)
- 本文(解決のための情報や体験談)
- まとめ(背中を押して、次の行動へつなげる部分)
この型を守るだけで「何から書けばいいかわからない」という迷いはぐっと減ります。
多くの人が最初は「思いついたことをただ並べる」だけになりがちです。
けれど、この型を意識すれば、驚くほどスラスラと書けるようになるんです。
ブログ記事の書き方で意識すべき3つのポイント
「型に沿って書けばいい」と聞いても──
実際に手を動かすと、また迷ってしまうことがあります。
そこで、初心者が特に意識しておきたいのが、この3つのポイントです。
ポイント1|読者目線で書く
記事を書くときは、自分が伝えたいことよりも 読者様が知りたいこと を中心に置くこと。
たとえば私が「今日のランチのパスタが最高だった!」と熱く書いても、検索してたどり着いた人は「パスタの作り方」や「おすすめのお店」を知りたいのです。
読者様が求めているのは「あなたの感想」ではなく「自分の悩みを解決する情報」。
だからこそ、検索される言葉 を手がかりに「読者様は何を知りたくてここに来たのか」を意識して書くことが大切です。
ポイント2|読みやすさを意識する
文章が長すぎたり、改行がなくて詰まっていると、最後まで読むのはとても大変です。
でも、読みやすさはちょっとした工夫で変わります。
- 一文は40文字前後に区切る
- 2〜3行ごとに改行する
- 箇条書きを使って整理する
たったこれだけで、記事は格段に読みやすくなるんです。
必要なのは「専門的なライティング技術」ではなく、「親切な文章」を心がけること。
そうすることで、読者様も最後まで読みやすく感じられるはずです。
ポイント3|記事の節目に“次の案内”をつける
読者様は記事を読みながら、心のどこかで必ず思っています。
「私の悩みを解決するヒントはどこにあるんだろう?」
「この答えは、この記事のどこに書いてあるんだろう?」
もし書き手が何も示さなければ、そこでページは閉じられてしまいます。
せっかく届けたい思いも、その瞬間に途切れてしまうんです。
だからこそ──記事の節目や最後には“次の案内”を置きましょう。
- たとえば:
- 関連する記事へ誘導するためのリンクをつける
- 関連するサイトへ誘導するためのリンクをつける
こうした一言があるだけで、読者様は「ここに答えがある」と感じて、安心して次のページへ進んでくれます。
記事は“点”で終わらせず、“線”につなげていくもの。
その流れをつくってこそ、言葉は届き続けます。
そして──少し余裕が出てきたら、次はこちらをどうぞ。
ブログ記事の書き方で、ついやりがちな落とし穴
記事を書いていると、誰もが一度はハマってしまう落とし穴があります。
- 途中で話がズレる
例:「今日はタイトルの決め方」と書き始めたのに、気づけば文章のコツの話になっていた。
- 結論がない
例:「こうするといいです!」と言いっぱなしで終わり、読者様が次にどうすればいいかを伝えていなかった。
- 自分が書きたいことだけを書く
例:「これは伝えたい!」と情熱的に書いたけれど、検索してたどり着いた人の疑問には答えられていなかった。
私自身も、これらの失敗を何度も繰り返しました。
けれど振り返ってみると──どれも「読者様の知りたいこと」ではなく「自分の言いたいこと」を優先していたのです。
記事は「自己表現」だけでは届きません。
読者様の疑問に寄り添うこと、それが一番の近道です。
ブログ記事の書き方は“小さな一歩”から始めよう
記事の書き方は、才能や特別なスキルが必要なものではありません。
「型」と「ポイント」を知って、小さな一歩を積み重ねるだけです。
最初の一歩としておすすめなのは──
ノートに「導入」「本文」「まとめ」と3つだけ書き出してみること。
たったこれだけで、記事の骨組みができあがります。
あとは少しずつ肉付けしていけば大丈夫。
今日、ほんの3行でも書き出せたなら、それは確実に前進です。
そして、少し余裕が出てきたら次の一歩を進めてみてください。
あなたのブログが、「伝えたい思いを届けられる場」になっていくことを願っています。
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