LP(ランディングページ)とは、ひとつの商品やサービスを紹介し、購入や申し込みへとつなげるための1枚完結型のWebページのこと。
どんなにデザインが整っていても、「この価格でこの内容なら買いたい」と思えなければ、申し込みは生まれません。
実際に、「情報があるようで、何を伝えたいのか見えない」LPを多く見かけます。
LP(ランディングページ)とは、ユーザーに商品購入や問い合わせといった明確なアクションを促す、いわば“決断を後押しする一枚のページ”です。
その最終判断を左右するのが、オファーエリアの見せ方です。
「何が届くのか」
「どれだけお得なのか」
「買っても大丈夫なのか?」
――この3点を明確に伝えることで、ユーザーの迷いはぐっと減ります。
本記事では、LPのオファーエリアに必要な3つの要素とその理由を、実例とともにご紹介します。
1. 何が、どれだけ届くのか?(セット内容の明示)
「◯◯味500ml×2本(約1ヶ月分)」のように、商品構成と使用期間が明確に伝わる表現があると、利用シーンが頭に浮かびやすくなります。
例:「スタンダード味、550ml + 梅味、550ml」 ・付記:「約2週間分」など、目安となる期間を記載
これらの画像では、商品数・味・内容量・使用期間が視覚的に整理されており、「どんなものが届くのか」がひと目でわかります。
2. 常価と比べて、どれだけお得か?(価格訴求)
通常価格と初回限定価格、割引率を明示することで「今買う理由」が明確になります。
例:「通常価格7,020円 → 初回限定980円(税込)/約86%OFF」
どちらの画像も、旧価格が明確に打ち消され、新価格が強調されています。
さらに「送料無料」や「今だけ」などの要素も加わり、決断を後押しします。
3. 安心して買えるか?(保証・制約条件の明示)
ユーザーの「失敗したくない」という心理に寄り添う情報も欠かせません。
返金保証や、定期便の継続条件・解約の自由度などが記載されていると、安心感を与えます。
価格の明示に加え、購入後の条件や保証制度が整っていることが視覚的にも伝わり、「買っても大丈夫」だと安心してもらえます。
まとめ|3つを揃えると「買う理由」が生まれる
オファーエリアは、ユーザーの「買いたいかも」を「申し込む」に変える最後の一押しです。
- 何が、どれだけ届くのか?
- どれだけお得か?
- 安心して買えるか?
この3要素を明確に伝えるだけで、LPの説得力はぐっと増します。
あなたのLPにも、いま一度“伝えるべきこと”がきちんと伝わっているかをチェックしてみてください。
▼この記事で紹介したオファー構成を活かしたサンプルLPはこちら
(※現在準備中/後日 chiharudesign ブログに掲載予定)
画像の引用について
本記事では、各ブランド公式サイトのスクリーンショットを参考事例として引用し、LP制作におけるオファーデザインの分析・学習を目的として掲載しております。
掲載している画像の著作権は、各企業・ブランドに帰属します。
当ブログはデザインに関する知見の共有を主目的としており、画像の無断転載や営業目的での不正利用は一切行っておりません。
万が一、掲載に問題がある場合は、速やかに対応させていただきますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
コメント