WordPrssでブログをはじめるために必要なプラグイン10こ

by Chiharu
562 views

今回は、「WordPressでブログをはじめるために必要なプラグイン10個について」です。

数が多すぎて自分でプラグインを選ぶのが不安な初心者の方や、プラグイン選びに失敗したくない初心者の方に向けて、

この記事っでお伝えするのは
  • プラグインの導入手順
  • プラグインの選び方
  • おすすめのプラグイン

についてわかりやすくお伝えします。

当ブログで実際に使っているプラグインを含め、ブログをはじめる初心者の方におすすめしたい10個のプラグインを紹介します。

  1. 画像圧縮:画像を早く読み込めるように圧縮する(Short Pixel
  2. 文字化け対策:日本語でも正常に動作させる(WP Multibyte Patch
  3. SEO対策:検索結果で高いランクをつけるための対策(SEO SIMPLE PACK
  4. ページ表示速度対策:サイトの表示を速くする(WP Rocket・無料で使うならWP Fastest Cache
  5. 不正アクセス対策:不正アクセスを防ぐための2段階認証-2FA(Two-Factor
  6. スパムコメント対策:botのアクセスを除外(当ブログでは使っていませんがAkismet
  7. リンク切れチェック:リンク切れがないかチェック(Broken Link Checker
  8. お問合せ:お問合せフォームの作成(Contact Form by WPForms
  9. XMLサイトマップ:XMLサイトマップの送信(XML Sitemap & Google News
  10. バックアップ:レンタルサーバーでバックアップ(当ブログでは使っていませんがBackWPup

プラグインとは

WordPressはオープンソース(誰でも無償で使える)で使えるため、自分の好きなようにカスタマイズが可能です。

簡単にWordPressのカスタマイズをおこなうには、「プラグイン」を利用します。

プラグインとは必要な機能を追加するためのツールのことで、専門知識のない初心者にも使えます。

誰でも簡単に機能を追加できるプラグインですが、むやみやたらに使ってはいけません。

なぜなら、プラグインを多用すればするほど、プラグイン同士が干渉して問題が発生する可能性が高くなるからです。

使用するプラグイン数の目安は5〜10ほど。まずは、プラグインの導入手順についてお伝えします。

WordPress プラグイン
差込口・差し込むの意味の「Plug in」から名付けられました

プラグインの導入手順

プラグインの導入手順について、お伝えします。WordPressを開いてください。

ダッシュボード プラグイン 新規追加
  1. ダッシュボード
  2. プラグイン
  3. 新規追加
ダッシュボード プラグイン XML Sitemap & Google News
  1. 検索バーに使いたいプラグインの名前、またはキーワードを入力
  2. 条件に合うプラグインが表示されるので、インストールするプラグインの「今すぐインストール」をクリック
ダッシュボード プラグイン XML Sitemap & Google News

「有効化」をクリックすると、プラグインが使えるようになります。

設定が必要なプラグインはメニュー項目に追加されますので、確認するようにしてください。

設定内容はプラグインごとに異なるので、わからないときは
「プラグイン名 設定」で検索すると調べられますよ。

ダッシュボード WordPress プラグイン 設定

例えば、「SEO PACK」は設定が必要なので左側のメニューに追加されます。

見当たらない場合は、設定の中、もしくはツールの中に追加されているので確認してください。

ダッシュボード WordPress プラグイン 設定

設定の中に「リンクチェッカー」が追加されています。

プラグイン選びで失敗しないためのチェックポイント 2つ

プラグインはテーマと同様に世界中で制作されているため、膨大な数のプラグインが存在ます。

その中から適切なプラグインを選ぶために、失敗しないためのチェックポイントを2つお伝えします。

  • 信頼できるプラグインを選ぶ
  • 使用するWordPressテーマとの相性を確認する

不要なプラグインは不具合の原因となるため、インストールしないようにお願いします。

もし、不要なプラグインをインストールした場合は、停止のまま放置するのではなく削除をしてください。

また、プラグインのアップデート(更新)は必ずおこなうようにしてください。

チェック1. 信頼できるプラグインを選ぶ(対プラグイン)

プラグイン選びで失敗しないためのチェックポイントひとつめは、「信頼できるプラグインを選ぶ」。

信頼できるプラグインというのは、具体的に言うと下記の条件を満たすものです。

WordPress プラグイン ShortPixel
  • 有効インストール回数:1,000回以上
  • 星(評価):4以上
  • 最終更新:1年以内

有効インストール数・星(評価)は、ユーザーにとって使いやすいかどうかの判断材料になるため要チェック。

そして、最終更新は1年以内が理想。なぜなら、WordPressはアップデート(更新)を続けているため、最新バージョンに対応できないプラグインは不具合の原因になるからです。

チェック 2. 使用するテーマとの相性を確認する(対テーマ)

プラグイン選びで失敗しないためのチェックポイントひとつめは、「使用するテーマとの相性を確認する」。

テーマとプラグインの相性が悪いと、不具合を起こす原因になります。相性が悪いというのは同時に使えないということ。

例えば、SEO対策機能を備えているテーマはSEO関連のプラグインとの相性が悪いため、インストールしないように呼びかけています。

そのため、どうしてもSEO関連で使いたいプラグインがある場合は、テーマを変更する、もしくはプロにお願いして不具合を解消する、もしくは自分で不具合を解消できるようにならなければなりません。

どれもやっかいなので、テーマと相性の良いプラグインの使用をおすすめします。

使っているテーマの公式ページ、もしくはテーマユーザーの声で確認してください。

当ブログで使用中のおすすめプラグイン 10こ

当ブログで使用中のおすすめプラグインを紹介します。

  1. 画像圧縮:画像を早く読み込めるように圧縮する(Short Pixel
  2. 文字化け対策:日本語でも正常に動作させる(WP Multibyte Patch
  3. SEO対策:検索結果で高いランクをつけるための対策(SEO SIMPLE PACK
  4. ページ表示速度対策:サイトの表示を速くする(WP Rocket・無料で使うならWP Fastest Cache
  5. 不正アクセス対策:不正アクセスを防ぐための2段階認証-2FA(Two-Factor
  6. スパムコメント対策:botのアクセスを除外(Akismet
  7. リンク切れチェック:リンク切れがないかチェック(Broken Link Checker
  8. お問合せ:お問合せフォームの作成(Contact Form by WPForms
  9. XMLサイトマップ:XMLサイトマップの送信(XML Sitemap & Google News
  10. バックアップ:レンタルサーバーでバックアップ(当ブログでは使っていませんがBackWPup

バックアップに関しては、レンタルサーバーでおこなっているためプラグインは使っていません。

ですが、プラグインを使ってバックアップしたい方もいると思うので、その場合はBackWPupをおすすめします。

プラグイン 1. 画像圧縮

WordPress プラグイン ShortPixel
出典:ShortPixel
  • インストール回数:300,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:2日前

2022年11月現在2022年11月現在

画像圧縮プラグインは「ShortPixel」を使っています。操作が簡単なので初心者向きのプラグインです。

他の画像圧縮系プラグインと比べて削減率の高さ、WebPが使えること、使いやすさが自分の好みだったので選びました。

あまりちがいがわからないのですが、他のプラグインで圧縮した画像を用意したので比べてみてください。

画像 圧縮 比較
オリジナル 213KB
画像 圧縮 比較
Short Pixel 74KB 66%削減
画像 圧縮 比較
EWWW Image Optimizer 128KB 40%削減
画像 圧縮 比較
TinyPNG 110KB 49%削減

プラグイン 2. 文字化け対策

  • インストール回数:100万以上
  • 星(評価):5
  • 最終更新:2週間前

2022年11月現在

文字化け対策プラグインは「WP Multibyte Patch」を使っています。日本語でブログを書くなら必須のプラグインです。

WrodPressは英語が標準のため、全角を使う日本語が苦手なようで…

苦手な日本語でも正常に動作するように「WP Multibyte Patch」を使って下記のようなことを補います。

  • 検索時の全角スペースを区切り文字として認識させる
  • 返信メールの文字化け防止
  • 文字数のカウントを正確におこなう

他にもWordPressを日本語でも使いやすくなる機能が備えられているので、詳しくは作者さんのページで確認ください。

プラグイン 3. SEO対策

WordPress プラグイン SEO SIMPLE PACK
出典:SEO SIMPLE PACK
  • インストール回数:60,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:1ヶ月前

2022年11月現在

SEO対策プラグインは「SEO SIMPLE PACK」を使っています。SEO対策系プラグインのミニマリストです。

SEO系プラグインはとにかく機能が豊富。あまり使わない機能も備えられているため動作が重くなりがりがちです。

ですが、機能を必要最低限に抑えた「SEO SIMPLE PACK」なら動作の重さを気にせず使えます。

シンプルなため、やらなければならないことが明確になって、とても使いやすいです。

検索結果上位表示を目指すブログ初心者の方に強くおすすめしたいプラグインです。

プラグイン 4. ページ表示速度対策(キャッシュ系)

WordPress プラグイン WP ROCKET
出典:WP ROCKET

ページ表示速度対策(キャッシュ系)プラグインは「WP ROCKET」を使っています。年額49ドルの有料プラグインです。

ページ表示速度を上げるのは、かなり手間なので有料プラグインに頼っています。

自分のブログの表示速度がわからない方は、こちら(Page Speed Insight)でチェックしてくださいね。

WordPress プラグイン WP Fastest Cache
出典:WP Fastest Cache
  • インストール回数:1百万以上
  • 星(評価):5
  • 最終更新:1週間前

2022年11月現在

無料で使えるページ表示速度系のプラグインは「WP Fastest Cache」がおすすめです。

日本語が使えて、初心者の方にも簡単に設定ができますよ。

プラグイン 5.不正アクセス対策

WordPress プラグイン Two-Factor
出典:Two-Factor
  • インストール回数:50,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:3週間前

2022年11月現在

WordPressはオープンソース(誰でも無償で使える)で使えるためユーザーが多く、サイバー攻撃に狙われやすいです。

具体的にどのような攻撃を受けるのかいうと、記事内容を書き換えられたり、スパムサイトへ自動転送されたり、お問合せフォームを悪用されたりされたり、など。

そのため、WordPressを使ってブログを書くならセキュリティ対策が必須となります。

当ブログで使っている不正アクセス対策用のプラグインは「Two-Factor」、2段階認証ができます。

2段階認証が面倒な方はこちらを。

  • インストール回数:500,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:3週間前

2022年11月現在

基本的なセキュリティ(管理ページへのアクセス制限・ログインページ変更・画像認証・ログインロック・ログインアラート)が揃っていて操作が簡単なので、おすすめです。

WordPressはログインページなどのURLが同じなので、URLを変更するだけでも不正アクセス対策になりますよ。
(サイトURL + /wp-login.phpでWordPressのログインページにアクセス可能)

プラグイン 6. スパムコメント対策

WordPress プラグイン Akismet
出典:Akismet
  • インストール回数:500百万以上
  • 星(評価):4..5
  • 最終更新:1日前

2022年11月現在

スパムコメント対策プラグインで有名な「Akismet」、アフィリエイトをする場合は有償になるため、当ブログでは使っていません。

無料でスパムコメント対策ができるのは「reCaptcha by BestWebSoft」、ログインページ・コメントなどにreCAPTCHA(リキャプチャ)ができます。

reCAPTCHAとは、Googleが無料で提供しているスパム攻撃や不正利用を防ぐ認証システムのこと。

プラグイン 7. リンク切れチェック

  • インストール回数:700,000+
  • 星(評価):4
  • 最終更新:1週間前

2022年11月現在

ブログ内のリンク切れを自動で見つけてくれる「Broken Link Checker」は、とっても便利。

また、ブログを運営するなら、欠かすことのできないプラグインのひとつです。

リンクは他のサイトへ移動するだけでなく、ブログ記事内の画像にも使われています。

あやまってライブラリ内の画像を削除してしまっても、ブログ記事に使われている場合は知らせてくれるので安心です。

ダッシュボード プラグイン Broken Link Checker

このようにダッシュボードに表示されます。

プラグイン 8. お問合せフォーム作成

  • インストール回数:500万以上
  • 星(評価):5
  • 最終更新:4週間前

2022年11月現在

お問合せフォームは「Contact Form 7」が有名ですが、個人的な好みで「Contact Form by WPForms」を使っています。

お問合せフォームを簡単に作成できますし、スパム対策のreCAPTCHAの設定も可能です。

プラグイン 9. XMLサイトマップ

  • インストール回数:100,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:9ヶ月前

2022年11月現在

ブログのSEO対策としてXMLサイトマップの送信は必須。

XMLサイトマップとは、検索エンジン向けにブログの内容を知らせるためのものです。

XMLサイトマップを検索エンジンに向けて送信すると、検索結果で上位表示されるきっかけになります。

つまり、SEO対策。それを「XML Sitemap & Google News」を使っておこないます。

全体的なSEO対策は「SEO SIMPLE PACK」を使っていますが、XMLサイトマップ送信機能がないため必要なプラグインです。

プラグイン 10. バックアップ

WordPress プラグイン BackWPup
出典:BackWPup
  • インストール回数:700,000+
  • 星(評価):4.5
  • 最終更新:4ヶ月前

2022年11月現在

アップデート後の不具合やサイバー攻撃のせいで、時間をかけて書いたブログ記事が一瞬でなくしてしまうことのないように、必ずバックアップをおこなってください。

「バックアップなんてめんどう…」という方には「BackWPup」を使うと簡単にバックアップができるので、ぜひお使いください。

WordPressでエラーが起きたとき自分でできること

最後にWordPressで起こるエラーについて。

WordPressで起こるエラーはプラグインが関係していることが多々ありますので、エラー解決のために自分でできることについてお伝えします。

エラーが起きたらまずは、キャッシュクリアしてください。キャッシュクリアとは、ため込まれたデータを削除すること。

使っているブラウザによってキャッシュクリアの手順が異なるため、「ブラウザ名 キャッシュクリア」で検索をお願いします。(ブラウザ名=Chrome・Safari・Firefoxなど)

それでもエラーが解消されない場合は、プラグインが原因かもしれないので下記のことを試してみてください。

  1. 有効化プラグインをすべて停止
  2. ひとつずつ有効化、エラーが起こるか確認
WordPress プラグイン エラーを探す

エラーの原因となるプラグインが見つかった場合、再びエラーが発生するおそれがあるので停止、削除してください。

原因は、プラグインのアップデートがされていない、使っているWordPressテーマと相性が悪いなどが考えられます。

プラグインを停止してもエラーが解消されない場合は、WordPressのサポートフォーラムへ相談を。


以上、WordPrssでブログをはじめるために必要なプラグイン10こでした。

お読みいただきありがとうございました。

あわせて読みたい

コメントを書く