「今を変えたい」
そう思っても、気づけば毎日が同じように過ぎていく。
今を変えるには、「自分と向き合う時間を持とう」とよく言われます。
けれど現実には、時間もお金も心の余裕もない。
「やってみよう」と思ったその瞬間に、もう面倒になってしまう。
私もそうでした。
「どうせ私なんて変われない」と思って、スマホを見て1日を終える。
そんな自分にまた自己嫌悪して、ますます気力がなくなる。
けれど、まとまった時間なんてなくていいんです。
寝る前の3分でも、通勤の5分でも──
少しだけ自分の気持ちを書き出したり、ぼんやり考えてみるだけで十分。
小さな一歩からでも「自分と向き合う時間」は持てるし、
その積み重ねが、きっと未来を変えていきます。
自分と向き合う時間を後回しにすると…
「今日は忙しいから」と自分と向き合う時間を後回しにすると、気づかないうちにいろんなものを失っています。
たとえば──
気持ちを抑え込んだまま一日を過ごし、イライラやモヤモヤだけがたまっていく。
無理に笑顔をつくって乗り切ったのに、あとからどっと疲れが押し寄せる。
本音を言えないままやり過ごして、相手との関係がぎこちなくなる。
そして何より──自分と向き合う時間を後回しにするということは、自分自身を後回しにしている ということ。
それは、自分を粗末に扱っているのと同じなんです。
自分と向き合う時間がないと言い訳していませんか?
「今日は忙しいから」と後回しにするのは、実は“時間がない”のではなく、自分と向き合うのがちょっと怖いからかもしれません。
私も同じでした。
スマホを眺めたり、仕事や家事を理由にして、「また今度にしよう」と逃げてばかり。
でも、大丈夫です。
自分と向き合う時間って、ほんの数分でも十分なんです。
具体的には──
- 寝る前に今日一番うれしかったことを一行だけ書く
- 通勤中に「いま気になっていること」をスマホにメモする
- 朝の歯磨きのあとに「今日の気分」をひとことで残す
こんな小さなことからでいいんです。
「よし、今日は3分だけやってみよう」
その一歩で十分なんです。
自分と向き合うための最初の一歩
自分と向き合う時間は、特別な場所も長い時間も必要ありません。
大事なのは「短くても立ち止まること」です。
たとえば──
- 朝の1分 歯磨きのあとに「今日の気分」を一言つぶやいてみる
- 昼の1分 移動中に「いま一番気になっていること」をスマホにメモしてみる
- 夜の1分 寝る前に「今日よかったこと」を思い返してみる
たったこれだけでも、少しずつ自分の気持ちを見つめやすくなっていきます。
もし「3日坊主になってしまうのでは…」と心配に思うなら、
ブログに書いてみるのもおすすめです。
誰かに見てもらえる感覚があると、自然と続けやすくなりますし、
自分の言葉が誰かの役に立つことでモチベーションにもなりますよ。
時間がないときに使える自分と向き合う質問例
たとえ3分でも時間がとれたとき、「何をすればいいんだろう」と迷ってしまうことはありませんか。
そんなときに役立つのが「質問」です。
質問に答えることで、気持ちを外に出せるだけでなく、自分の理解も少しずつ深まっていきます。
たとえば、俳優やアイドルの方が“100の質問”に答える企画ってありますよね。
あれはファンに自分のことをもっと知ってほしいから用意されているものなんです。
それを自分自身に向けてやってみるイメージです。
質問にひとつずつ答えていくだけで、今まで気づかなかった自分の一面に出会えるようになります。
ここに10個の質問例をご紹介します。時間がないときの入り口として使ってみてください。
- 質問例
- 今日の気分を3語で表すなら?
- 今日一番うれしかったことは?
- いま一番手放したい気持ちは?
- 今日の自分をひとことで褒めるなら?
- いま一番大切にしたいことは?
- 今日一番印象に残った出来事は?
- 明日の自分にひとことメッセージを送るなら?
- 今日「ありがとう」と言いたい相手は?
- もし時間が1時間だけ自由になったら何をしたい?
- 最近ずっと気になっていることは?
今日から3分、自分と向き合ってみませんか
私自身も「時間がない」と言い訳して、自分と向き合う時間を持てない日が続いていました。
でも、寝る前に「一言だけ書こう」と決めてみたんです。
最初は「疲れた」「眠い」ばかり。
けれど、3ヶ月後に振り返ったとき──
「同じ悩みを繰り返していたんだ」と気づきました。
その瞬間、心が軽くなったんです。
大切なのは、長い時間や完璧な方法ではありません。
たった3分でも、自分と向き合う時間を持つことで、少しずつ未来は変わり始めます。
もし「もっと自分を深く知りたい」「言葉を残したい」と思ったら、
ブログという形で表現するのもおすすめです。
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