「書いてみたけど、何も変わらなかった」
そう感じて、やめてしまった。
…そんな経験、ありませんか?
実は、わたしもそのひとりでした。
毎朝ノートを開いて書いてみても、思うような変化がなくて。
気づけば、「やっぱり、こういうのって意味ないのかも」と、そっと閉じてしまっていたんです。
でも、今思えば──
あのときの私は、「結果」を急ぎすぎていました。
アファメーションや“書くこと”のように、内側からじわじわ整っていくものは、すぐに効果を感じるのが難しいのだと、あとになって知りました。
たとえば、こんなふうに。
「筋トレと同じで、“続けてはじめて効いてくる”ものなんです」
だから、「ちゃんとやらなきゃ」と思わなくていい。
「効かせよう」としなくてもいい。
ただ、“自分にやさしい言葉をかけてあげる時間”をつくれたら──
それだけで、もう前に進んでいるんです。
そう教えてもらった言葉に、わたし自身が救われました。
だから今は、「変わりたい」と願う誰かに、こう伝えたいんです。
もしまた書いてみようと思えたら、それはきっと“変わりたいサイン”がまだ生きてる証拠。
一度やめてしまったあなたも、ここからもう一度はじめてみませんか?
そして、これからはじめるあなたにも。
「うまく書けなくてもいい」「毎日続かなくてもいい」。
どうか力を抜いて、ゆるやかに、あなたのペースで続けていってください。
このページでは、紙に書くことで「理想の私」に近づいていく方法を、やさしく、ていねいにお伝えしていきます。
なぜ“書く”だけで変われるの?
「こんなふうに生きていけたら」──そんなふうに、ふと心によぎった想い。
でも、忙しさや不安に押し流されて、気づけば曖昧なまま、どこかに置き去りにしてしまう。
その“ぼんやりした願望”を、はっきりとした“意志”に変えるために必要なのが──
書くことです。
紙に書くと、心の中で絡まっていた思いが、スッと整理されて、輪郭を持ちはじめます。
ただ「考える」だけでは見えなかったものが、「書く」という行動によって、現実に近づいてくるんです。
書くことは、自分との対話
「書く」とは、誰かに説明することではありません。
いちばん大切なのは、“自分との対話”です。
頭の中にある想いや感情を、言葉にして外に出すことで、
- 思考が整理される
- 感情が見える化される
- 行動が明確になる
そんな変化が、ゆっくりと訪れます。
書いていくうちに、これまで気づけなかった“本当の気持ち”が、そっと顔を出してくれることもあるんです。
書き方のポイントは3つだけ
書き方に正解はありません。
でも、「現実を変える書き方」には、ちょっとしたコツがあります。
1. 主語は「私」にする
他人ではなく、自分の人生を主語にすること。
2. 過去形 or 現在進行形で書く
「〜できました」「〜しているところです」など、すでに実現している前提で書く。
3. できれば手書きで
スマホでもOK。でも、手で書くと“身体を通して”潜在意識に届きやすくなります。
たとえば、こう書いてみよう
- 「私は、月収◯万円を達成しました」
- 「私は、自分の力でお客様に喜ばれる仕事をしています」
- 「私は、安心できる場所で、信頼できる人たちとつながっています」
ポイントは、背伸びしすぎないこと。
最初はうまく書けなくても大丈夫です。
「こんな感じかな」「これだったら、ちょっと書けそう」
そう思える言葉を、自分の中からすくい上げてみてください。
「書けない日」があってもいい
毎日、完璧に書く必要はありません。
むしろ、「書けなかった日がある」と気づけたことが、
もう、前のあなたとは違っている証拠です。
大事なのは、“理想の自分”を思い出す時間を、
何度でも、つくりなおせるということ。
書く習慣は、未来のあなたを迎えにいく力になります。
ノート1冊が、あなたの人生の羅針盤になる
自分の内側から出てきた言葉は、
どんなアドバイスよりも、どんなノウハウよりも、
あなたにとっての“ほんとうの道しるべ”になります。
どこへ向かえばいいかわからなくなったとき。
また立ち止まりそうになったとき。
そのノートを開けば──
ちゃんと“理想のあなた”が、そこにいます。
たった1冊のノートが、
あなたの人生の羅針盤になってくれるはずです。
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