「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」
──この4つの言葉、きっと子どもの頃に誰もが一度は口にしたことがあると思う。
でも、大人になるにつれて、だんだん言わなくなっていった。
むしろ、言えなくなっていった。
どこかで「弱さ」に思えてしまったり、タイミングを失ってしまったり。
そんな日々を過ごしていたあるとき、ある音声教材の中で、この言葉たちに再会した。
書いて、唱えるだけ。でも、たしかに心が軽くなる
紹介されていたのは、ハワイ発祥の“心を浄化する”シンプルなワークだった。
やることはたったひとつ。この4つの言葉を、繰り返すだけ。
- ごめんなさい
- 許してください
- ありがとう
- 愛しています
それだけなのに、不思議と涙が出てきた。
「私は悪くなかったんだ」
「ちゃんと誰かを想っていたんだ」
忘れていた気持ちが、ぽろぽろとこぼれていった。
過去の自分に、今の自分から声をかけるように
実際にやってみて感じたのは、 これは「誰か」に言うための言葉ではなくて、 過去の自分に向けてかけてあげる言葉なんだ、ということだった。
ずっと頑張ってきたのに認めてもらえなかった、 誰にもわかってもらえなかった、 自分でも、自分を責めていた──
そんな過去の自分に、 「大丈夫だったよ」って言ってあげられるような、 そんな4つの言葉だった。
何も変わらないように見えて、たしかに変わりはじめる
この言葉を、私は今でもときどき思い出しては心の中で唱えている。
歯を食いしばって何かに立ち向かっているときじゃなくて、 ふと、気が緩んだ瞬間に。
たとえば、
- 誰かのSNS投稿に、なぜかザワついたとき
- 寝る前に、今日も何もできなかったと落ち込んだとき
- なぜか涙が出そうになるほど、ひとりが寂しい夜
そんなときにこそ、思い出してみてほしい。
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」
唱えて、書いて、それだけ。
でも、それだけで確かに、 少しだけ、自分のことを許せるようになる。
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