
Photoshopで初心者にも簡単に統一感を出す方法
1. トーンカーブでの統一感調整
トーンカーブは画像全体の明るさやコントラストを調整するのに最適です。
手順:
- トーンカーブを追加:
- レイヤーパネル下部の「調整レイヤーを追加」ボタンをクリックし、「トーンカーブ」を選択。
- ポイントを調整:
- カーブ上にポイントを打って、全体の明るさやコントラストを調整。
例: 明るい雰囲気にしたい場合、曲線の真ん中を少し上げる。
- カーブ上にポイントを打って、全体の明るさやコントラストを調整。
- 全画像に同じ設定を適用:
- 1つの画像で調整後、「トーンカーブ」レイヤーを右クリックして「コピー」→ 別の画像に「ペースト」することで統一感を出せます。
2. 色相・彩度でカラー調整
色味のズレを簡単に整える方法です。
手順:
- 色相・彩度を追加:
- 同じく「調整レイヤーを追加」ボタンから「色相・彩度」を選択。
- 全体の彩度を調整:
- 彩度を少し下げて落ち着いた色合いにする、または少し上げて鮮やかにする。
- 特定の色を調整:
- ドロップダウンメニューで「赤系」「青系」などを選び、特定の色の強さを調整。
3. レベル補正で明暗を整える
レベル補正は全体の明るさやコントラストを細かく調整できます。
手順:
- レベル補正を追加:
- 「調整レイヤーを追加」から「レベル補正」を選択。
- スライダーを動かす:
- 中央のグレーのスライダーを左右に動かして画像の明るさを調整。
- 左のスライダーを少し右に動かすとコントラストが強まります。
4. カラールックアップ(Color Lookup)を活用
簡単に統一感を出したい場合に便利です。
手順:
- カラールックアップを追加:
- 「調整レイヤーを追加」ボタンから「カラールックアップ」を選択。
- LUTを選ぶ:
- プリセット(例: “Fuji F125 Kodak” や “Soft Warming Look”)を適用して統一感を出します。
- 不透明度で微調整:
- 効果が強すぎる場合、不透明度を50%程度に下げる。
5. 実用的なポイント
- 参考用の画像を作る: 統一感を出したい理想の1枚を最初に作り、その設定を他の画像にも適用するとスムーズ。
- 調整レイヤーをコピー:
- 調整レイヤーをドラッグ&ドロップで他の画像に適用できます。
- 明るさと彩度をそろえるだけでも効果大:
- 全てを完璧に統一するのは難しいので、明るさと彩度だけに集中してみるのもあり。
以上、「Photoshopで初心者にも簡単に統一感を出す方法」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!