考え方を「シンプル」に変えるだけで成果が上がる
考え方を「シンプル」に変えるだけで成果が上がる
今回は、考え方を「シンプル」に変えるだけで成果が上がることについてお伝えします。
以前の私のような、こんなお悩みを持つ方へ、お伝えしたいことがあります。
- あわててパニック状態になりやすい → 落ち着いて行動できる
- 自分で自分を責めて疲れている → 心が軽くなる
- 頭で考えすぎて行動できない → 抵抗なく行動できる など
シンプルな考え方は成果が上がる
「シンプルな考え方」は迷いなく行動できるため、成果が上がります。
『思考は現実化する』の著者ナポレオン・ヒルが3万人を対象にして行った実験、「目標を掲げた人があきらめるまでに挑戦した平均回数」の結果は0.8回。
つまり、あれこれ考えすぎて自分でできない理由を増やしてしまうので、はじめる前にあきらめてしまう人が多いということです。
そのため、成果を上げるなら、よけいなことを考えず行動することが重要です。
例えば、カレンダーに予定を書いたり、友人に話してみたり、「こんなことでいいの?!」と思うくらい簡単な行動からはじめてみるといいですよ。
シンプルな考え方は覚悟がいる
シンプルな考え方は、ものごとに対して目を背けずに向き合う必要があるため、覚悟がいります。
私たちがものごとを複雑に考え「不安」を生むのは、自分自身を守るための本能的な機能が働いているから。
現状維持ができるように行動できない理由を探して、自分で自分を守っているのです。
自分を守ることも大切ですが、行動ができなくなってしまうのは困りますよね。
そんなときは、自分が守りに入っていることに気付くこと。これが重要です。
シンプルな考え方にするための手順
シンプルな考え方にするための手順はこちら。
1.頭に浮かんだことをすべて書き出す
2.ものごとを複雑にする原因をひも解く
【手順1】頭に浮かんだことをすべて書き出す
シンプルな考え方にするための最初の手順は、頭に浮かんだことを文字にして吐き出します。
そうすることで、隠れていた本当の気持ちや考えも出てくるようになります。
ごちゃごちゃになった頭の中を紙に書いて外へ出し、見えるようにしてから整理する。
頭の外へ出すことで、自分の考えを客観的に判断できます。
【手順2】ものごとを複雑にする原因をひも解く
シンプルな考え方にするための次の手順は、ものごとを複雑にする原因をひとつずつひも解くこと。
考え過ぎたことは すべて問題になる
ニーチェ(ドイツの哲学者)
「考えすぎない」、これはシンプルに考えるために必要なこと。
未来を予測しても現実になるとは限りませんし、感情的になっているのかもしれません。
考えて行動できなくなってしまったら、考えていることに対して「本当に?」と疑ってください。
複雑に考えているときには、自分の欲望がじゃまをしていたり、思い込みや決めつけだったと気付けるはずです。
人間は、一度覚えたことや成功した経験に固執してしまうところがあります。
どういうことかというと、固執が原因で自分の可能性を狭めてしまうということです。
自分が当たり前と思っていたことが、実は当たり前じゃなかったりなど、先入観や固定観念、こだわり、偏見、欲などなど。
具体的には、こういうことです。
- 自分と他の人を比べること
- 社会常識に振り回されすぎること
- 進むべき方向を、途中で安易に変えること
- 疑いすぎること、心配しすぎること
- 自分に厳しすぎること
- 目に見えている部分だけで判断すること
シンプルな考え方にするためのポイント
シンプルな考え方にするためのポイントを3つにわけてお伝えします。
- ネガティブ思考は当たり前
- 情報を処理できる量は決まっている
- 固執した考えは可能性を狭くする
【ポイント1】ネガティブ思考は当たり前
シンプルな考え方にするための最初のポイントは、ネガティブ思考は当たり前について。
私たち人間が1日に思考する回数は約7万回、そのうち8割がネガティブな思考です。
なぜなら、ネガティブな思考は人間が危険を避け生きるために身につけた脳の機能だから。
そのため、ネガティブ思考の人が多いのは自然なことです。
もし、「ネガティブ思考になっているな…」と気付いたら、ゆっくりと深呼吸を3回くらいしてください。気持ちを落ち着かせることができますよ。
【ポイント2】情報を処理できる量は決まっている
シンプルな考え方にするための次のポイントは、情報を処理できる量は決まっているについて。
例えば、ふたつのことを同時にする場合、無意識に脳がふたつにわけて働きます。
つまり、もともとの能力の50%しか使われていないことになります。
さらに、複雑なことをおこなう場合、脳の働きが複雑になるため効果的に働かなくなってしまいます。
いつもならできることができなくなってしまったり、むずかしくさせてしまいます。
賢者は複雑なことをシンプルに考える。
ソクラテス(古代哲学者)
どんなに複雑と思えることも、よくよく見てみれば、シンプルなもの応用形や、変化形です。
複雑に絡み合ったことをシンプルに分解して、ものごとの本質を見抜くことができれば、自然とその解決策を見つけることができるようになります。
なので、複雑に見えるものは複雑なまま考えるのではなくて、ひとつずつバラしてシンプルに考えるようにしてください。
本当に、自分に必要なものを見極められるほど、現実も心も豊かになっていきますよ。
【ポイント3】思い込みは可能性を狭くする
[名](スル)《「こしゅう(固執)」の慣用読み》
あくまでも自分の意見を主張して譲らないこと。
「自説に―する」
ときにはリフレッシュを
シンプルに考えられないのは、自分自身の考え方に気づいてないときです。
まずは、「今、シンプルな考え方ができてないなあ」と気づくこと。
これが、一番大事なところです。
そんなときにお役立ていただきたい方法があるので、いくつかご紹介しますね!
- 瞑想(一番オススメです
- 紙に書く
- 掃除をする
【リフレッシュ1】瞑想
瞑想は、アメリカでは治療に使われるほど効果のあるもので、科学的にも証明されています。
瞑想と聞くと「時間や場所がないし、めんどうだなあ」と思われるかもしれませんが、自分が意識していないものに注意を向けたり、目を閉じるだけでも瞑想になるそうです。
瞑想の基本は、何も考えずに、ゆっくりと呼吸するだけ。いろいろ方法があるので私がやっている瞑想をご紹介します。
寝る前に布団に仰向けに寝てから全身の力を抜いて、ゆっくりと鼻から吸って口から吐きだす腹式呼吸をしています。
吐き出すときにストレスが出てくイメージをすると、嫌なことも忘れてリラックスできるようになってきますよ。
【リフレッシュ2】紙に書き出す
紙に書く方法は2種類あって、
・自分の中にある感情を書き出すもの
・寝る前に、その日に起こった良かったことを3つ書き出すもの
紙に書くことは、頭の中のモヤモヤを目で見れるようになるので、客観視や整理ができるようにます。
例えば、問題はささいなことと気づけたり、思い込みに気づけたり、幸せな気分で眠れたり、人生捨てたもんじゃないって気づけると思います。
効果的でスッキリできるので、ぜひオススメします。
【リフレッシュ3】掃除をする
自分の内面は、部屋や見えるところに反映れます。
部屋が散らかっているときは、疲れていたり、気力がなかったりするときではありませんか?
体力的、精神的に弱っている状態がみえるところにも表れているんですよ。
だからこそ、逆転の発想で身の回りの掃除をして見えるところをきれいにスッキリさせることで、気持ちもスッキリしてきます。
他にも
- 運度をする
- 頭をマッサージする
- ちゃんと、睡眠をとる
- 自然の中でぼーっとする
方法は、たくさんありますのでいろいろためして、自分に合うものを探してみてくださいね。
以上、「複雑なことをシンプルに考える」ができると楽になるでした。
お読みいただき、ありがとうございました。